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消えない言葉 …


案山子さん、ただいま~

「… … …」

うん、静かな雨が降っていたよ
傘をさしても ささなくてもいいような雨だった
こんな寂しげな夜には
昔あった恋の話を語りましょうか


テレサ・テンさん  ♫ 別れの予感 ♫ を聞きながら


小雨降る小江戸城下町を歩いたね


なにか食べたい と腕をひっぱるきみ

お菓子横丁の長椅子で

ぼくらは お団子を注文したけど

腰の曲がったおばぁちゃんに席を譲った


この街では 色とりどりの時間が交差する

この街の色に いつのまにか染まっていた


歴史ある鰻の香り 焼き芋の甘い香り

三芳野神社の参道にたどり着いた

せっかくだからお参りしようかと誘う

「ここは歩きたくない」ときみは言う


「また明日ね」ときみは振り返り笑った

きみの後姿が見えなくなるまで見送った


この街に流れる風は

約束の言葉を消してしまうのか


でも もしかすると

約束は 今もこの街のどこかに

漂い続けているのかもしれない


さまよう言葉が この雨に濡れやしないか

もしも 見つけられたなら 傘をさしてあげる




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Re: タイトルなし

そっと傘を差しだすって素敵な言葉ですね。すごく詩的な感じです。ありがとうございます
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Author:クリボー
ぼくはここにいて、あなたの幸せを 手を合わせて願います。そして、今日も一日 ありがとうです。このブログのジャンルは ロックンロール(笑)想いを千通の手紙に託して届けてきました。
心から感謝しています。そして 皆さまの幸せを心から願います。どうもありがとうございました

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