少年時代の想い …
帰り道 制服を着た学生が コンビニの前でたむろしていて
なんとなく 自分の少年の頃を思い出していました。
このまま消えてなくなりたい 数えきれないほど考えた
どれだけ 歯をくいしばれば ちっぽけな夢が実現するのだろうか
どれだけ 涙をくい止めれば 生きるという意味がわかるのだろうか
尾崎豊さん ♫ high school rock'n'roll ♫ を聞きながら
うそだらけの世の中で 真実を探し続けてみたかった
少年だった頃 灰色の教室で
ぼんやりと 雲を追いかていた
真新しい教科書の69ページ目が
風に揺れた そして 閉じられた
先生の声が とぎれとぎれになって
「先生! 先生の声が聞こえません」
ぼくのアンテナが壊れてしまったのか
家に帰って親の言葉を聞き流し
深夜ラジオに夢中になった
目をこすりながら 朝起きて
顔を洗っても いつもの世界だった
叫びたかった 声をだしたかった
屋上で 教室で どこでもいいから
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