化石 …
今日のぼくが 化石になってしまったら
いつの日か 誰かが発掘してくれるだろうか
忘れないでほしい
忘れないでくれたら
ぼくは 帰ってこれる
いつまでも ずっと 忘れないでいたいから
イチョウの木の下に ぼくらの写真を埋めた
きみがささやく 「月も一緒に埋められるかな」
いいよ できるよ … 月のあかりと幸せを埋めた
遠い昔のことになってしまうことがこわくて
遠い明日が ときどき 不安になってしまう
命が終わってしまって
考えることもできないなら
どんなに せつなくても
今のほうが まだ救われる
忘れたくない 忘れないでほしい
この想いが 幽霊のように漂えば
ぼくら また きっと どこかで会える
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