不思議 …
ぼくは 介護施設で働いています
先日 夜 20時頃でしょうか
廊下をパタパタと走る足音が聞こえました
ケアステーション(事務所)にいたぼくと介護職員さんは
「転倒しちゃうよ」と言いながら あわてて廊下にでました
ところが 誰もいませんでした???
よく考えたら あの足音のように速く走れるお年寄りなんていません
不思議な出来事でした…
恒川光太郎さんの本を読んでいます
いつも素敵な本を紹介してくださっている方のブログで
この本を紹介してくれたからです
この本を読むとひんやりとした風が本の中から吹いてきます
不思議な空間に迷いこむお話
「千と千尋の神隠し」を思い出しました
風の奥から 声が聞こえる
迷いこんだ風の通り道から
何かがぼくの様子を見てる
見つかったら終わりと身体を伏せた
風の奥へ影が走っていく
追いかければいいのにと
風がぼくの耳元でささやく
自分の世界に未練があるからと断る
いつかまた 風の奥から声が聞こえたら
その時は きっと …
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